ジェトロは2月18日、ロシアの大学生や日本で学ぶロシア人留学生などに、日本や在ロシアの日系企業で働く魅力を紹介する「ジャパン・キャリア・プロモーション・フォーラム」をオンラインで開催した。
冒頭、ジェトロの青山繁俊理事は、日本企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める中でロシアの優れた技術系人材に多くの活躍の場があることなどに触れ、「キャリア形成の1つとして日本企業での就労に関心を持ってほしい」と呼びかけた。
自動車用触媒を製造するキャタラーの石田雅資・品質保証本部シニア・ゼネラル・マネジャーがロシア人材の魅力と期待について講演した。石田氏は2021年12月まで5年間、トヨタ自動車のロシア・サンクトペテルブルク工場で日本人代表を務めた経験から、トヨタが重要視する「人間力」でロシア人と日本人は非常に似ていると指摘。ロシアには感謝する心や学ぶ姿勢を持ち、相手を思いやる行動をする人が多く、高い人間力を持つロシア人材はビジネスを行うポテンシャルを持っていると評価した。また、多くの日本企業の特徴として、従業員の成長を長い期間で考え、親が子供を育てるように中長期にわたって人材育成を行うことを強調した。
ジェトロ国際ビジネス人材課の河野敬課長は日本の就業環境と在留制度について説明した。日本企業の多くでは海外ビジネスを担う人材が不足しており、ロシアに限らず外国人材の活躍が期待されていることに言及。情報処理推進機構(IPA)が日本企業に対して行ったアンケート調査結果で、DX推進を担う人材が質・量ともに足りていないという回答が7割超を占めたことを紹介した上で、「ロシアは世界有数のSTEM(科学・技術・工学・数学)人材の輩出国であり、ロシア人材に期待ができる」と述べた。具体的な在留資格に加え、日本版グリーンカードと呼ばれる出入国管理上の高度外国人材向けの優遇措置なども紹介した。
フォーラム後半では、日本企業や在ロシア日系企業に勤務するロシア人社員3人が対話形式で、日本企業で働く魅力や課題を実体験に基づいて語った。最後にロシア人材に自社で活躍してほしいと考えている日本企業6社がプレゼンテーションを行い、求める人材像やロシア人材に対する期待、自社の人材育成プログラムの魅力などを訴えた。
同フォーラムの参加登録者は、ロシア国内では東はサハリンから西は最西端に位置する飛び地のカリーニングラードまで広範囲にわたり、国外からは日本に加えて、カザフスタンやアルメニアなどの旧ソ連諸国、ベルギーで学ぶ現役のロシア人学生なども含め500人を超えた。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/02/ecc728b2201f44d9.html

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