トランスコスモス・デジタル・テクノロジー(TCDT)は6月22日、「Salesforce」とRPA(Robotic Process Automation)プラットフォーム「UiPath」の技術を兼ね備えたエンジニアによる、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の内製化支援サービスを4月より開始したことを発表した。
同サービスは、SalesforceとUiPathの両スキルを持つエンジニアを顧客企業へ常駐させることで、Salesforceを導入している企業のDX推進および人材育成を支援し、DXの内製化を促す。
DX内製化支援サービスの利用によって、Salesforce上でUiPathを用いた業務の自動化などが見込める。加えて、CRMおよびMAのプラットフォームであるSalesforceとUiPathを組み合わせて業務全体に対してDXの適用検討を進められるようになり、さまざまなシステムとの連携を進めることで業務効率化も目指せるという。
そのほか、同社のオンサイトメンバーが実施する勉強会などを通して、日常的な運用改善などに役立てられる知識や経験も学べるとのことだ。同社は、継続的な業務改革を実現するためのDX人材の育成にも貢献するとしている。
近年はデジタルツールの発達やコロナ禍などの要因によって、ロボットを用いて業務効率化を目指すRPAや、デジタルツールを活用して業務そのものを変革するDXに取り組む企業が増えている。一方で、DXやRPAに関する専門的な知識を持つ人材の確保は難しい。こうした課題を受けて、同社は企業のDXを外部からだけではなくオンサイト形式でも支援できる仕組みを目指し、3年後には50名のDXエンジニア体制を構築する予定だという。
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220622-2375165/

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