独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月17日、Gitlab におけるサーバサイドリクエストフォージェリの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の西谷 完太氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Gitlab 14.7 から 14.7.1 より前のバージョン
Gitlab 14.6 から 14.6.4 より前のバージョン
Gitlab 10.5 から 14.5.4 より前のバージョン
Gitlab には、プロジェクトインポート機能を介したサーバサイドリクエストフォージェリの脆弱性が存在し、GitLab インスタンスのネットワーク内で、第三者が任意の HTTP/HTTPS または git リクエストを行う可能性がある。
開発者は本脆弱性を修正した以下のバージョンを公開しており、JVNでは開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。
Gitlab 14.7.1
Gitlab 14.6.4
Gitlab 14.5.4
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2022/06/20/47761.html