ヤマハ発動機は2日、インドでシェアリングや物流事業などを展開する企業に、二輪貸し出しや車両管理サービスを提供するビジネスを始めたと発表した。現地に新会社「モトビジネスサービスインディア(MBSI)」を設立した。市場規模の大きいインドで、従来の二輪販売と異なる新たな事業展開を目指す。
新会社はヤマハ発の100%子会社で、インド南西部カルナータカ州に設立した。第1弾として、現地で大規模に二輪レンタルサービスを展開する新興企業「ロイヤルブラザーズ」(2015年設立)にスクーターから中型、大型まで千台を貸し付けた。スマートフォンアプリなどを通じてレンタルできるという。
 MBSIではヤマハ発製以外の二輪も取り扱う予定。ロイヤルブラザーズのほかにも取引先企業を拡大し、2022年末には6千台まで増やす方針だ。
 ヤマハ発が新中期経営計画(22~24年)に位置づけた将来のコア事業創出に向けた新規事業の一つ。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1034108.html

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