JR北海道の釧網本線が全通90周年を迎えた。その記念行事の一つとしてスマートフォンを使ったデジタルスタンプラリーが開催されている。ただし専用アプリを開発せず、地図塗りつぶしゲーム「テクテクライフ」に内蔵された「デジタルスタンプラリー」機能を使った。スタンプを集めると、一定数ごとに抽選に参加でき実物の景品が当たる仕組みだ。
全国から、「テクテクライフ」ファンが来訪し、沿線の人々もゲームをきっかけに釧網本線の旅を再発見している。この取り組みが釧網本線の乗客を増やし、沿線地域の活性化に貢献しているという。
見捨てられかけたローカル鉄道と、最先端デジタル技術のゲームのコラボがなぜ実現したか。互いにどんなメリットがあったか。そして今後の展開について、テクテクライフ代表取締役プロデューサーの田村寛人氏と、キーパーソンとなった網走市議会議員、近藤憲治氏に聞いた。https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/05/news062.html