大阪産業局は31日、大阪市中央区の産業創造館で起業家を育成する「大阪起業家グローイングアップ事業」の一環として、起業家10人によるビジネスプランコンテストを実施する。府内93の創業支援機関から推薦され、書類選考と面談審査を通過して選ばれた起業家10人がビジネスプランを発表。審査員が受賞者3人以内を決定する。受賞者には補助金(優勝1人に100万円、準優勝2人以内に50万円)の支給と3カ月間のブラッシュアップ支援を行う。同コンテストでは、持続安定的な収益、経済への好循環・波及効果を期待できるビジネスプランを募集。持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む事業には、SDGs評価点を加点。デジタル技術で暮らしや産業に変革を起こす「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に取り組む事業にはDXサポーター賞が授与される。今回は、2021年3月の東証マザーズに上場した第1回受賞者「i-plug」の中野智哉代表取締役CEOが審査員として参加する。開催時間は午後1時~同5時20分。当日はオンライン中継も実施する。(木下功)http://osaka-startupper.jp/contest/audience/
