東京海上日動火災保険は23日、資産運用業務におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の取り組みとして、フランスのフィンテック(ITを活用した金融サービス)新興企業セサム(SESAMm)と協業すると発表した。データや人工知能(AI)を活用しながら資産運用部門における運用業務の効率化・高度化を進めていくため、2021 年 4 月 に部門内に高度専門チーム(Center of Excellence)を組織し、検討を本格化させてきました。 投資判断を高度化するうえでは、経済指標や金利・株価等の金融市場に関する定量データだ けではなく、ニュースやソーシャルメディア等の定性データを複合的に分析することが必要となりま す。このような中、当社は、金融分野における自然言語処理の高い専門性と、定量・定性データの データベースを有するフィンテックスタートアップのセサム社と協業し、データや AI を活用しながら 資産運用を高度化していく取り組みを進めることと致しました。 2. プロジェクトの狙い 当社は、セサム社と協業することで、①独自の運用モデル開発②データサイエンティスト人材の 育成③データ収集・分析に関する知見の獲得につなげ、運用収益を向上させていきます。
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/210623_01.pdf