ネクストラボとヤマト運輸は1月19日、「返品・交換」作業を効率化するEC事業者向けAI自動返品システム「返品くん」を提供開始したと発表した。
ネクストラボは1月19日、「返品・交換」作業を効率化するEC事業者向けAI自動返品システム「返品くん」を提供開始したと発表した。
主な特徴は、購入者がWeb・アプリ上で簡単に商品の返品、交換、注文キャンセル依頼が可能なこと。また、オンライン購入者だけでなく店頭購入者も「返品くん」で返品・交換の依頼ができる。同社によると、既にライフスタイルブランド「オールバーズ」オンラインショップで採用が決定しているという。
<小売EC事業向けに「返品くん」を提供開始>
ネクストラボ/ヤマトの配送連携API利用し返品交換システム提供
同製品は、ヤマト運輸の配送連携APIを利用することにより、ヤマト運輸の営業所への持ち込みや指定先への集荷、オープン型宅配便ロッカー「PU DOステーション」、コンビニエンスストアなどから発送が可能。また、多様なサイト(フルスクラッチで制作されたECサイト、Shopifyなどのテンプレートを利用したECサイト等)で導入できる。
事業者側の導入メリットとしては、CS業務のうち、返品や交換に関わる業務にフォーカスし、一連の作業で発生する業務をシステム化・自動化することで、CS業務負担を大幅に削減。また情報を一元管理できるため、作業上のミスを減らし作業効率がアップ。蓄積したデータを分析することでマーケティングにも活用できる。
購入者側にとっても、「返品くん」アプリ上から返品・交換の依頼ができるため、購入者の都合のいい時間に依頼できるというメリットがある。オンライン購入者だけでなく、店頭購入者も同アプリで返品・交換でき、ヤマト運輸の配送連携APIを利用しているため、二次元コードをかざすだけでヤマト運輸の営業所やコンビニエンスストアなどから簡単に発送できる。
https://www.lnews.jp/2023/01/p0119502.html