福井県は、県内全域を対象に11月から発行するデジタル地域通貨の活用策のアイデアコンテストを実施する。地域の活性化や課題解決に結びつくアイデアを9月15日まで募集している。
 個人、団体を問わず、コンテストの公式ホームページ(HP)で受け付ける。書類審査で5点を選び、10月に福井市内でプレゼンテーションによる最終審査を行う。最優秀賞に10万円、優秀賞に5万円を贈る。

福井県のデジタル地域通貨とは
 県が導入するデジタル地域通貨は、海岸のごみ拾いなどの地域貢献活動に参加した後、QRコードを読み込んでポイントを取得し、加盟店で利用する仕組み。ボランティア活動や地域コミュニティーの活性化につなげる。本年度はプレミアム付き商品券の販売や出産・子育て応援金の給付に活用する方針を示している。また支払い機能だけでなく、寄付機能も加える予定。デジタル通貨は、福井新聞社と福井銀行の共同出資会社「ふくいのデジタル」が提供するスマートフォンアプリ「ふくアプリ」を通して発行する。

⇒「ふくアプリ」ってどんなアプリ?
https://fukuappli.jp/

県DX推進課の担当者は「自分の住むまちの良さを実感できるようなアイデアを寄せてほしい」と呼びかけている。応募方法など詳細は公式HPに掲載している。⇒デジタル通貨の活用策アイデアコンテストの詳細
https://www.fukui-dcc.jp/

福井新聞 https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1850948

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