先日のリリースにもある通り、シコメルフードテックはHeadline AsiaやSIG Asia Investment, LLLPを主な引受先とする8.2億円の資金調達 (シリーズB) を実施いたしました。2022年に入ってから、スタートアップを取り巻くエクイティによる資金調達環境が激変したことは良く言われていることですが、弊社も2021年12月から4月にかけてピッチおよびDD(デューデリジェンス)対応を行ったので、ご多分に漏れずこの環境変化の影響を大いに受けました。
また、詳細は後述しますが、私をはじめとする経営メンバーに、10億円前後の資金調達の経験がある者は誰もおらず、調達の中で初めて直面する出来事が多々あり、今振り返ると危なかったなと思う局面は多々ありました。
本noteでは、外資系証券会社のマーケット部門を約3年半で退職し、20代の未経験CFOとしてどのように本資金調達を完了したか、会社の紹介も交えながらできるだけ詳細に、そのHow toや反省点をお話しします。
目次
会社紹介
自己紹介
資金調達概要
資金調達の大まかなタイムライン (反省点と共に)
①パッケージ資料の準備・作成
A. ピッチ資料
B. 事業計画
C. Cap table
②投資家面談 (2022年2月~3月)
A. アプローチする投資家の数が少なかった
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