1.大学発ベンチャー表彰2022について
「大学発ベンチャー表彰」は、平成26年度に開始した制度で、大学等(国公私立大学、高等専門学校、国公立試験研究機関、国立研究開発法人、公益法人等の非営利法人)の研究開発成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーと、特にその成長に寄与した大学や企業等を表彰します。
本表彰は、大学等の研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取組や、大学や企業等から大学発ベンチャーへの支援等をより一層促進することを目的としています。
本年度の募集は令和4年3月28日(月曜日)から5月16日(月曜日)までの期間で行われ、34件の応募がありました。外部有識者からなる「大学発ベンチャー表彰2022」選考委員会(別紙2)による応募書類の審査および面接審査を経て、大学発ベンチャー8社とその支援大学・支援企業の受賞が決定されました。
受賞者の詳細については、別紙1及び「大学発ベンチャー表彰2022」のこちら外部リンクを御参照ください。
また、令和4年10月7日(金曜日)に「イノベーション・ジャパン2022~大学見本市&ビジネスマッチング~Online」にて受賞者による事業紹介、パネルディスカッションが開催される予定です。詳細についてはこちら外部リンクを参照してください。
2.受賞者・受賞概要
※詳細は別紙1参照
経済産業大臣賞 受賞者
ベンチャー:bitBiome(ビットバイオーム)株式会社
支援大学:早稲田大学 理工学術院
概要
bitBiome(ビットバイオーム)株式会社は、独自技術で構築した膨大かつユニークな微生物ゲノムデータベースを活用した、バイオものづくり産業を革新する早稲田大学発ベンチャー。
当社が開発したゲノム解析技術bit-MAP®は、世界唯一の微生物を対象としたシングルセルゲノム解析技術であり、微生物のゲノム情報をたった1つの細胞から高精度に解読することを可能としたものである。
このシングルセルゲノム解析により世界最大・最高解像度の微生物ゲノムデータベースを構築し、微生物遺伝子を活用した産業構造を刷新することを目指す。
国の重点産業とされるバイオものづくり分野においての唯一無二のゲノムマイニングプラットフォームとして位置づけられており、今後の成長が期待される。
https://www.meti.go.jp/press/2022/09/20220907001/20220907001.html