経済産業省は3月29日、デジタルスキルに関する様々な学習機会を提供するためのデジタル人材育成プラットフォームサイト、「マナビDX(デラックス)」を開設した。
同サイトは、デジタルスキルを学ぶ機会が無かった人々へ新たな学習を始めるきっかけを得られるよう、誰もがデジタルスキルを学ぶことのできる学習コンテンツを紹介。掲載講座の一部には有料のものが含まれるものの、受講費用の補助が受けられる講座もあるという。
掲載講座は「入門/基礎」「実践」などの4つのテーマ別に分類されており、想定利用者ごとに講座がピックアップされている。
また、同サイトではデジタルスキル学習講座を事業者から募集しており、経済産業省の基準に照らし、要件を満たす講座であれば掲載が可能だ。同省は多様な講座を掲載することでより多くの人々へ学習機会を提供するために、事業者からの積極的な申請を推奨している。
今後は、スキルアップや学習方法が分からないといった層向けに、同省などで策定した基準で掲載する講座を整理した上で、内容をさらに充実させるという。
さらに疑似経験的で実践的なDXを学べるプログラムや、中小企業などから現場研修を希望する人材から応募を受け付けるといったマッチングを行う研修プログラムを実施する予定だ。
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220329002/20220329002.html
