2月14日から18日にかけて、IAEA(国際原子力機関)の関係者が日本を訪れ、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の安全性に関するレビューが行われました。
2月14日から2月18日にかけて、IAEA(国際原子力機関)の原子力安全・核セキュリティー局のグスタボ・カルーソ調整官(Mr. Gustavo Caruso, Director and Coordinator for the Fukushima ALPS project, in the Department of Nuclear Safety and Security of the International Atomic Energy Agency)を含む6名のIAEA職員と、8名の国際専門家(米国、英国、フランス、ロシア、中国、韓国、ベトナム、アルゼンチン)が日本を訪れ、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の安全性に関するレビューが行われました。
今回のレビューミッションは、IAEAとの間で昨年7月に署名したALPS処理水の取扱いに係る包括的な協力の枠組みに関する付託事項(TOR)に基づき実施されたものです。今後も放出の前、放出中、放出後に渡って行われるIAEAの支援の一環として、原子力分野の専門機関であるIAEA及び国際専門家が、ALPS処理水の海洋放出の安全性について、国際安全基準に基づいて、評価・レビューを実施しました。
レビュー会合の結果及び東京電力福島第一原子力発電所の現地調査の概要は、以下のとおりです。
(1)経済産業省及び東京電力との会合
IAEAの安全基準に基づいて、放出されるALPS処理水の性状、放出プロセスの安全性、人と環境の保護に関する放射線影響等について、技術的な確認が行われました。今回のレビューの結果については、4月を目途にIAEAから公表される予定です。
特に東京電力が昨年11月に公表したALPS処理水の海洋放出に係る人及び環境への放射線影響評価報告書については、評価の範囲や参照する文献等について確認がなされました。今回のIAEAの指摘は、これまでの意見交換における指摘と併せて、東京電力において人及び環境への放射線影響評価報告書の見直しに反映され、内容の一層の充実が図られます。
(2)東京電力福島第一原子力発電所の現地調査
2月15日、カルーソ調整官をはじめとする14名のIAEA職員及び国際専門家は、東京電力福島第一原子力発電所を訪問し、レビューの対象となる多核種除去設備(ALPS)、希釈放出前に処理水に含まれる放射性物質の濃度を確認する測定・確認用のタンク群、処理水の希釈用設備や放出設備の設置が検討されている港湾部等の現地確認を行いました。
また、東京電力が測定・確認用設備からALPS処理水のサンプルを採取する場にIAEA関係者が立ち会いました。東京電力によるALPS処理水に含まれる放射性物質の濃度分析の確認を目的として、今後、IAEAの研究所においても放射性物質の濃度分析を行うことで合意し、引き続き、実施内容の詳細について調整することとしています。

(参考)IAEAが新たなウェブページ立ち上げ
IAEAはALPS処理水に関して、新たなウェブページを立ち上げました。安全性に関するレビューの内容やよくある質問について、一般の方にも分かりやすい形で発信しています。
IAEAウェブページ外部リンク
https://www.iaea.org/topics/response/fukushima-daiichi-nuclear-accident/fukushima-daiichi-treated-water-discharge

担当
資源エネルギー庁
原子力発電所事故収束対応室長 福田
担当者: 田辺、泉井、安良岡
電話:03-3501-1511(内線 4441)
03-3580-3051(直通)
03-3580-0879(FAX)
https://www.meti.go.jp/press/2021/02/20220218005/20220218005.html

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