企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む中で、人材が成否の鍵を握ると言われている。経済産業省が公表した「DXレポート2」でも、政府の政策の方向性としてDX人材の確保を挙げ「専門性を評価する仕組みや、リカレント学習の仕組みを導入すべき」と指摘している。こうした取り組みを実践するために、今後は人事管理や給与、福利厚生などHRM(Human Resource Management)やHCM(Human Capital Management)といったシステムの重要が増すだろう。そこで今回はHRMとHCMに焦点を当て、日本企業の人材管理システムの現状と国内外のシステム動向について紹介する。
<目次>
1.HRMとは?HCMとは何か?
2.HRMとHCMの機能はどう違うのか?
3.ガートナー調査に見る海外トップシェア企業
4.日本のHRM/HCMベンダー企業
5.DXを見据えた「リスキリング」を支える
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