近畿大学が新たな学部を開設するのは2016年の国際学部以来6年ぶりで、情報学部は15番目の学部になる。同大学は情報学部では、「Society 5.0」の実現に向けたクリエイティブな情報技術者を育成するカリキュラムと、実社会と結びついた教育(産官学連携)を実施。第4次産業革命(IoT、ビッグデータ、AIなどの技術革新)が進展するなか、社会から強く求められる先端IT人材の育成を目指すとしている。具体的には、情報学部では「社会のニーズに応える情報技術者としてふさわしい問題発見能力」「制約のなかで他者と協調しながら問題を解決する能力」「情報分野における幅広い専門技術の知識とそれらを問題解決に応用できる能力」「システム構想・設計力、プログラミング能力を想定」に加え、「国際的に通用する英語コミュニケーション能力と技術者倫理を身につけた人材の育成」を目標としたカリキュラムを想定しているという。情報学部では「知能システム」「サイバーセキュリティ」「実世界コンピューティング」の3コースを設置する。それぞれのコースでは、サイバー空間に蓄積する大規模データの利活用やセキュアな流通、Society 5.0の根幹となるサイバー空間と実世界との橋渡しに関する技術を学べるとする。情報学部の学部長には、ソニーグループにおいて「PlayStation(プレイステーション)」の開発を指揮し、ソニー株式会社の取締役副社長兼COO、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(旧ソニー・コンピュータエンタテインメント)の代表取締役会長兼グループCEOなどを務めた久夛良木健氏が就任予定という。

近大、AI活用などを扱う「情報学部」2021年4月から ソニーでプレステ生んだ久夛良木健氏が学部長に (ledge.ai)

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