米国のトップYouTuberであるデビッド・ドブリックが考案したこのアプリは、使い捨てカメラの世界観を再現し、撮影した写真がすぐには確認できず、「現像」というプロセスを経て、翌朝9時に届く仕組みが一番の特徴だ。
さらに、フォロー・フォロワー関係の既存SNSとは違い、「リール(フィルム)」を通じて、テーマごとに写真を通じたコミュニティを作れる新しさも人気の秘訣。
2019年に「David’s Disposable」としてローンチ後、今年2月に「Dispo」としてβ版を投入すると、既存のSNSに飽きてきた米国のZ世代を中心に一気にバズリ、日本でもすでにコアなファンを生み出している。
しかも昨秋に400万ドル(約4.5億円)を調達したかと思うと、今年2月には2000万ドル(22億円)の調達が報じられた。
なぜ、真っ先に日本進出なのか。そして、このアプリが狙うSNSの未来は?
NewsPicksはDispoのCEOであるダニエル・リス氏に独占インタビューを敢行し、そのすべてを語ってもらった。