佐川急便は9日、同社初となるスタートアップアクセラレータ「HIKYAKU LABO」の第1期を終了し、参加したスタートアップ5チームを交えたデモデイを開催した。HIKYAKU LABO は、同社の中期経営計画(2019年度〜2021年度)の「Second Stage 2021」の中でも取り上げられたスタートアップとのアライアンスを目指す取り組みとして、同社が昨年スタートさせたものだ。HIKYAKU LABO の第1期は、2019年9月から2021年3月までの半年間にわたり実施された。第1期は、2019年9月から2021年3月までの半年間にわたり実施。スタートアップからは100社程度の応募があり、「新しい物流サービスの創出」「社会インフラとしての物流機能の安定供給」「新たな生活スタイルを物流の力でもっと安心・便利に」の3つをテーマに5社が選出。また特徴的なのは、佐川急便社員の中から、スタートアップと伴走する専任担当者を募ったことだ。セールスドライバ、現場の係長、運行管理の担当者など50名の応募から、スタートアップ1社に対して佐川急便社員1名ずつがアサインされた。
