経済産業省は、グリーンイノベーション基金を用いて実施予定の、「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトの内容をまとめた研究開発・社会実装計画を策定しました。1.背景・趣旨2050年カーボンニュートラル目標に向けて、令和2年度第3次補正予算において2兆円の「グリーンイノベーション基金」を国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に造成し、官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援していくこととしています。基金の適正かつ効率的な執行に向けて、産業構造審議会グリーンイノベーションプロジェクト部会において、「分野別資金配分方針」が決定されました。同方針を踏まえ、同部会の下に設置された分野別ワーキンググループが、基金で実施するプロジェクトごとの優先度・金額の適正性等を審議した上で、担当省庁のプロジェクト担当課室が、各プロジェクトの内容を「研究開発・社会実装計画」として策定し、順次公募を開始していくことになっています。この度、産業構造転換分野ワーキンググループでの議論を踏まえ、本日、「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定しました。2.「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトの研究開発・社会実装計画の主な内容自動車の利用段階におけるCO2排出量削減に向けては、自動車の電動化が不可欠です。本事業では、蓄電池・モーターについて、高性能化、省資源化、リサイクル等に関する研究開発を行い、自動車分野における脱炭素化と産業競争力強化の実現を目指します。3.今後の予定本日から、NEDOが「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトの公募を開始します。詳細は、当省ニュースリリース「次世代蓄電池・次世代モーターの開発プロジェクトの公募を開始します」をご確認ください。関連資料「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画(概要)(PDF形式:470KB)「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画(本体)(PDF形式:1,452KB)関連リンク産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 産業構造転換分野ワーキンググループグリーンイノベーション基金事業「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画(案)に対する意見公募手続の結果について担当基金全体について産業技術環境局 環境政策課カーボンニュートラルプロジェクト推進室長 笠井担当者: 田村、難波電話:03-3501-1511(内線 3344)03-3501-1733(直通)03-3501-7697(FAX)プロジェクトの詳細について製造産業局 自動車課長 吉村担当者: 西野、齋藤電話:03-3501-1511(内線 3831)03-3501-1690(直通)03-3501-6691(FAX)https://www.meti.go.jp/press/2021/11/20211111004/20211111004.html
「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定しました:経済産業省[小嶋秀治コジーの今週気になるDXニュースVOL20211113-01]
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