NECは、新周波数チャネルに対応したsXGP(shared eXtended Global Platform)対応アクセスポイント(AP)とAPコントローラーの提供を開始した。同社は、このシステムを2025年度までに累計1000システム以上提供することを目指している。NECのsXGPシステムに対応したコミュニケーションサーバーは、従来対応していたUNIVERGE SV9500CTに加えて、UNIVERGE SV9300CTにも対応する。また、sXGPで無線化した内線システムとナースコールシステムを連携させた病院向けソリューションも提供する。さらに、これまで出荷されたNECのsXGP対応APについては、ソフトウェアアップデートで新周波数チャネルに対応することができる。新周波数チャネルは、1.9GHz周波数帯を使用した自営通信用TD-LTE規格であるsXGPに対応したプライベートLTEシステムにおいて、2020年12月から運用帯域の拡張で利用可能となった。sXGPは免許不要でありながら、無線LANなどと比べて外来ノイズが少ない1.9GHz周波数帯を用いているため、通信の安定性が高い。また、秘匿性の高いLTEのSIM認証や外部にデータを出さないクローズドなネットワーク構成により、安全なローカル無線通信ネットワークを構築することができる。そのため、病院や工場、倉庫などの自営ネットワークで音声通話やデータ通信などに活用されてきた。一方、同じ周波数帯を用いる自営PHSやDECT(デジタルコードレス電話)が、既に敷地/建物内や周囲で使われている場合、無線干渉により利用が困難な場合があった。今回、新たに利用可能となった周波数チャネルに対応することにより、こうした無線干渉の問題が解決した。また、VLAN対応によりセキュリティやネットワーク設計の柔軟性が向上したほか、対応コミュニケーションサーバーの拡充や、病院でのナースコールシステムへの対応など連携範囲を広げることが可能となった。
NEC、新周波数チャネルとVLAN対応のプライベートLTEシステムを発売 日本国政府が国費で日本国内限定で海外からのアクセスを遮断出来る通信システムを切望するな![小嶋秀治コジーの今週気になるDXニュースVOL20210508-02]
Home
NEC、新周波数チャネルとVLAN対応のプライベートLTEシステムを発売 日本国政府が国費で日本国内限定で海外からのアクセスを遮断出来る通信システムを切望するな![小嶋秀治コジーの今週気になるDXニュースVOL20210508-02]
feel free to call us +81.80.20850923 stad-dx@cyber.ne.jp
Related Articles
-
-
-
デル、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)などと共同で企業参加型コンテスト「中堅企業DXアクセラレーションプログラム」AI、ブロックチェーン、IoTなどを活用した社内の業務効率やコスト削減から新規事業などのビジネスプランを発表し、「実現可能性」、「新規性/優位性」、「継続性」、「発展性」、「経済性」の5つのそれぞれのプロジェクトの成果報告を行った。[小嶋秀治コジーの今週気になるDXニュースVOL20211025-01]
cybernet, , DX, アクセラレータプログラム, スタートアップ・起業, 新着, NAIST, デル, 中堅企業DXアクセラレーションプログラム, 奈良先端科学技術大学院大学, 0
デル・テクノロジーズは10月21日、同社が進める「中堅企業DXアクセラレーションプログラム」が予定の1年を終了したことか
-
「令和5年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針」を閣議決定しました:経済産業省
cybernet, , DX, 新着, 経済産業省, 令和5年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針, 0
[コジーの今週気になるDXニュースVOL20230427-02]
本日、官公需における中小企業・小規模事業者の受注の機会の増大を図るため、「令和5年度中小企業者に関する国等の契約の基本方
-
-
-
-
産業サイバーセキュリティの最前線の申込み受付を開始しました。:IPA
cybernet, , IPA情報処理推進機構, セキュリティー, 新着, 産業サイバーセキュリティ, 0
[コジーの今週気になるDXニュースVOL20230819-01]
産業サイバーセキュリティの最前線 最終更新日:2023年8月10日 デジタル化が急速に進む現代において、サイバーセキュリ